うなぎの寝床 2002年11〜12月 |
[3台目のパソコン自作] 秋になって涼しくなったら自作をしようと思っていました。店で使っているパソコンは2年前に買った物で CPUはアスロンの800MHzです。当時は速いと思っていたのですが、私がメインで使っている方を少し ずつ速いCPUに変えていった為、徐々に遅く感じるようになっていました。 メインで使っているパソコンは昨年の9月に1.4GHz、今年の5月に1.67GHzにして使っていたのですが、 夏場は店が忙しいのでどうすることもできず、店の方のパソコンはそのまま辛抱して使っていました。 CPUの発売動向もじっと眺めていたのですが、アスロンXPの2400+が出始めたので、10月の終り頃に 他のパーツと共に発注、入手しました。実は、この時に大失敗をしてしまってせっかくのマザーボードを オシャカにしてしまいました。 ウインドゥズXPには、新しく買ったHDDにOSをインストールする前にそれまで使っていたパソコンの設定 やファイルを新しいHDDに転送するウィザードかあります。これを利用すると、それまで使っていたパソコ ンの設定がそのまま移せるので、面倒な再設定の必要がなくなります。ただし、古いパソコンでこのウィ ザードを先に実行して何かのフォルダに入れておかないと利用できません。長く使っていたパソコンだと 多くのファイルや設定があるので、そのオーダーはギガバイトの世界となり、とてもCD-Rには入りません。 転送を行う前には、ツールを使って不要なファイルやレジストリの整理を行い、その後、デフラグを行って 最小限の構成にした方がいいです。 それからウィザードを使って古いHDDに作っておいたフォルダにファイルと設定を保存します。 次に新しく組み立てたパソコンにOSをインストールして、古いパソコンから取り外したHDDを接続し、再度 ファイルと設定の転送ウィザードを使って古いHDDから新しいHDDに環境を移します。これでそれまで 使っていたパソコンとほぼ同じような状態で立ち上げることが可能です。ただ、プログラムファイルは転送 されるもののインストールされてないので、再度上書きインストールするとスタートボタンの「すべてのプロ グラム」の中に表示されるようになります。 で、私の失敗とは、それまで使っていたマザーボードがアスロンXP2400+に対応していないので、BIOSの アップデートを先に行った事にあります。本当は先に「ファイルと設定の転送」ウィザードを行ってそれまでの 設定を保存しておけば良かったのですが、まさかBIOSのアップデートを行って別のパソコンに認識されると は思いませんでした。そう、・・・アップデートに成功したのは良かったのですが、別のマザーボードと認識さ れてしまい、マシンが起動しなくなってしまったのです。そこであせって、元のBIOSに戻そうと試みたのです が、ギガバイトのマザーボードはメインのBIOSが壊れても大丈夫なように予備のBIOSがあります。 古いBIOSをダウンロードして、メインBIOSを書き換えてもチェックサムエラーが出て、新しい方のBIOSが 予備からメインへ移されて書き換えができません。あ〜、BIOSのコピーも取っておけば良かった。 仕方がないので、最後の手段、古いBIOSに書き換えてから再起動をかける前にメインから予備へ強引に BIOSを書き写しました。(・・? (T_T)/~~~ ・・・・マザボ昇天!! あわててパソコンショップに電話するも既に同じマザボはありませんでした。当然ですよね・・・半年もすりゃ 新しいマザボが発売される世界ですから、いつまでもあるわきゃないですよ。仕方なく同じメーカーの同型の 後継のマザボを購入、翌日入手、すぐに組み直してみたところ・・・・なんと、そのまま起動するではありませ んか。(こちらは最初からXP2400+に対応)ラッキー!! しかし、違うマザボなので本来インストールし直す必要がありますが、取り立てて問題が無いので、メインの パソコンは、とりあえずこのまま使うことにしました。(11/7) 次にメインから取り外したXP2000+を使って店のパソコンを組む事にしました。マザボは以前BIOSを壊して 代替え品を送ってもらった「I'WILL」のものです。ケースは最近出てきた光るケースを購入、パソコンの冷た いイメージを少しでも楽しいものにしたいと思いました。今回は、組み立てていく工程の写真を撮りましたの で、ご覧下さい。 ケースは、V-techのVT-770SDKL(実売8,000円前後)です。電源はケース付属のもの、フロッピードライブ とHDDを取り付けたところです。ケース代が安い分、高性能のCPUを使う場合は電源がやや弱いですから、 容量の大きなものに乗せ替えた方がいいでしょう。 電源をMAXPOINTの430Wのものに交換(写真をよく見てもらうと判るのですが、電源底面にも吸気用の ファンがついており、ケース内の熱を効率良く外部へ排出してくれます)、マザーボード、CPU、ケースファン を取り付けたところ。 この後、ビデオカードとPCIカードを挿し、ケーブルを接続してパワーオン、BIOSの設定後、OSのインストール を行います。今回使用のケースは、前面の両側にあるアクリル棒が、LEDで色が変わるようになっています。 時間と共に色が変わっていくので結構きれいですよ。 店のパソコンが以前の状態で使えるようになったのは、11月の中頃だったように思います。(12/2) 私は元々近視なので近いところは良く見えていたのですが、年と供に近くのものに焦点が合うのに時間が かかるようになってきました。特に40代も後半になってくると、急に「領収書」とか書く時、なかなか焦点が 合わないで困ります。はっきり見えないまま、おおよその感で書いてますね。少し離すと見えますが、ずっと 困ってました。 さて、私の誕生月は12月なんですが、今年は免許証の書き換えの年なので案内が来ていました。今回は メガネを新しくしようと思っていたので、近くの「メガネの三城」で境目の無い遠近両用のレンズの説明を聞 きました。懇切丁寧に教えてもらって、とりあえず使ってみない事には分からない・・・・・慣れるのに時間が かかるそうです。近視の度数には問題が無いので、前と同じレンズを使うと現状と全く変わらないわけです から、遠近両用にするしかないですね・・・ということで、作ってもらいました。 使用感については、いずれ書くつもりでしたが、「メガネの三城」のアンケートはがきに「使用感をホーム ページで公開します」と書いていたら、その店の店長さん(だと思う)から手紙を貰ってしまいました・・・。 私は単にこの「うなぎの寝床」で書くつもりだったのですが・・・。 [使用感です] 遠近両用の場合、「遠」(普通の近視の部分)は以前のレンズと同じ度数なので見え方は変わりません。 また、この部分は視野も変わりません。ただ、前のレンズはごく薄く色が入っていたので、くっきりと見え、 どちらかといえばこのレンズの方が遠くのものに関しては見え易かったです。 さて、肝心の「近」(老眼の部分)についてですが、正面より下方向(レンズの中心より下方向)にいくにつれ (横方向の)視野が狭くなります。これはレンズの特性上仕方の無いことのようです。徐々に改善はされて いるようで、以前のものよりは視野が広くなっている方のレンズを選びました。 実際には、手元を見る際にあまり目線を左右に振ることは少ないので、それ程違和感はありません。少し位 なら横を見てもそれほど度が外れることは無く、自然と顔がそちらの方向を向きます。 確かに「メガネの三城」の説明のように、脳が見えやすい範囲を認識して、調整するようになってくるまで、 時間がかかります。最も困っていた「急に近くのものに焦点が合わない」という点に関してはレンズの下方 部分を使うようにすればうまく合いますが、やはり慣れが必要です。でも、以前のぼやけた状態と比べると、 ずいぶん見やすくなっています。意識して目線を下方向にすると焦点がうまく合います。 全体として、遠くに関しては前のメガネの方が見え易いです。近くに関しては、やはり遠近両用の方が優れ ます。あと、通常の近視用のレンズに比べ、下方部分の厚みが薄くなるので、レンズが軽くなります。 これはメガネをかけているものにとっては、有難いです。(12/15) |