2003年の幕開けとなりました。前から作ってみようと思っていたのですが、昨年の12月中旬から年末に かけて、当店のホームページをワードで再編集して本のようにしました。全てのお客様がパソコンを持って おられるわけではありませんし、料理を待って戴いている間の暇つぶしにでもなればと考えておりました。 普通にホームページをプリントアウトすると、どこでページが切り替わるか分かりません。写真が途中で 切れて2ページにまたがってしまう場合もありますし、画質も落とさないものを再度貼り直した方がいいで すから。ということで、既に出来上がっているホームページを参考にしながら、ワードにチマチマと移して再 編を行いました。ホームページ・ビルダーとワードでは使い勝手が違う部分がありますから、同じように見 えるものでも作り方は違ってきます。・・・この辺は、分かってもらえる方には分かってもらえるはずです。 最初は、両面光沢紙にプリントアウトしたものを挟んで本のようにしようと考えていましたが、インクジェット 用紙は極端に水分に弱い・・・、万一水分がかかると、すぐにダメになってしまいますし、そのままだと汚れ にも弱いです。で、結局ラミネーターを買ったきて一枚ずつラミネートすることにしました。今まで、ラミネー ターを使った事は無いので、どのようなものか良く分からなかったのですが、紙に熱圧着するようです。 一旦ラミネートしてしまうと、元に戻ら無いぐらいしっかり圧着されてしまいます。それで、後から2穴パンチ で穴を空けてリングファイルに閉じました。 出来上がったものは上のようになります。各部屋に置いておりますから、お読み下さい。(1/19) [掲示板設置しました] 以前から要望があったので、そのうち設置したいと思っていた「掲示板」ですが、簡単に出来ましたので、 今回から設置します。どんどん書き込んで下さいね。(1/22) [お味噌作りました] 2年に1回、自家製の味噌を作ります。大寒の時の水が最もいいという事ですので、毎回この時期に仕込 みます。昨年の秋に豆を買い忘れていたので、今回はネットで探して購入しました。一昨日、大豆と麹が 入ってきたので、その夜に大豆を水に漬けておきました。そして昨日、大豆をいくつかの大きな鍋に分け て柔らかくなるまで3〜4時間かけて煮ました。それを、さらに一晩かけて十分に冷ましました。 上の写真が柔らかくなるまで煮た大豆です。知っている人も多いと思いますが、柔らかさの判断は親指と 小指でつまんで、つぶれるまで柔らかくなっていればOKです。 上の写真、左側が麹です。右は塩を入れたところ。 麹と塩を大豆に混ぜたところです。 材料を全て混ぜ合わせたら、電動の「ミンサー」という機械を使ってミンチにします。機械を買う前は、手回 しのミンチを使っていましたが、時間と労力は比べ物にならないほど、かかっていました。 混ぜ合わせにムラが出来ないようにミンサーに2回通します。 上の写真、左側がすりつぶしの終わったものです。右は、左の写真のものをボール状にして、空気を抜き さらに味噌壷の底へ叩きつけるように入れているところです。 これも空気が入らないようにする為です。この方法で壷の八分目位まで詰めていきます。 最後に、味噌の上に薄く塩をふりかけ、さらに酒粕を敷き詰めて出来上がりです。酒粕は無くても構いま せんが、あったほうがカビが生えにくいと思います。この上にラップをかけて蓋をし、冷暗所に半年以上 置いておきます。なお、長期間置く場合は様子を見て、発酵がほぼ終わったら冷蔵庫に入れます。 今回は、大豆8kg、蔵こうじ6.8kg、塩3.8kgで作りました。 出来上がりは、大体30kg位だと思います。(1/28) 今月の始め頃、テレビで「うなぎおこわ」というのをやっていました。どのようなものかというと、もち米を 蒸してタレを滲みこませたおこわの上に蒲焼きが乗っているものでした。あまり詳しく紹介されなかった のでインターネットで検索してみたところ、実際に売っている店があるんですね〜。 写真を見ると、一口大の大きさで一個ずつセロハンで包んであるようでした。結構手間がかかっていると 思います。食べた人の評価では「冷めたうな丼」みたいな感じだと書いてありましたが・・・。 冷凍保存も出来ますし、解凍して冷たいまま食べても美味しいです。また、再度加熱すれば作り立てに 近い状態に戻せます。実際に作ってみて、冷凍→解凍を行って冷たいまま食べてみましたが結構いけま すし、レンジで加熱するとさらに美味しくなります。 私の試食感は「冷めたうな丼というより、冷めたセイロ蒸し」という方がぴったりです。作るときの注意点と しては、冷たいまま食べることを考えると鰻の皮を取り除いておく事をおすすめします。冷めると皮の部分 が、どうしても硬くなりますので・・・。(3/28) |